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2011年5月31日火曜日

山形方式節電の日

震災後、これから夏に向けてのピーク時の電力が不足が懸念されています。

今日5月31日は山形県地球温暖化対策課が行う県民運動

山形方式節電が行われます。

期の電力不足による突発的な停電や計画停電を回避するため、

一層の節電の取組みと電力使用量のピーク時間を平準化する取組みを

県民運動です。

まず私達は、身の回りのできる事から始めるべきですね。


このような事態になり、建築に携わる者としての反省すべき点があります。

便利さや快適さを追求するあまり、過剰提案になってしまっています。


今まで、電気やエネルギ―は無限にあるものと信じていたころはそれで良かったのですが

震災後の現在では、電気、エネルギーは限られているもの。そんな認識に変わりました。

照明器具はシンプルで効果的な物、便利さを追求しすぎず、デジタルではなく再びアナログ化も

必要なのではないでしょうか。

それにしても、電気が来ない、水がでない、ガソリンがない。

つい先日そんな体験をしたばかりですが

もう、忘れている方、いらっしゃいませんか?

2011年5月30日月曜日

雨水タンクの画像です。電気温水器のリサイクルタンクを使用しています。

ステンレス製で紫外線を通さないので、タンクの中に藻が発生したり

ボウフラが発生したりしないすぐれものです。


                 タンクの蛇口を捻ればきれいな水が


上から見てみると肉眼で見る不純物はほとんどありません。


         災害時この水を逆浸透膜を使った浄水器で浄水すれば飲用水にもなります。

         このタイプの浄水器は、電気を使わない対応の物もあり、一般的には

         キャンプなどでも使用されているようです。

         ボスコホームではトイレにも使用。ご使用になられたお客様からも

         高い評価をいただいています。

         その他の用途は、街路樹や植栽への水やり、洗車、打ち水などなど

         わざわざ上水道を使わずにとても経済的です。


         ブログにも掲載しましたが、各家庭で積極的に雨水を利用すると

         砂防ダムがいらなくなるのだそうです。

         規模の大きな話ですが、「もったいない。」から使えるものは大事に使う

         先人の教えは間違いないようです。         


        雨水利用タンクの利用状況はこちらからご覧いただけます。
                        ↓
        http://boscohome.blog28.fc2.com/blog-category-15.html

2011年5月27日金曜日

やめた方がいいでよ。

ボスコホーム公式ホームページでもお馴染みの画像。

これは何を意味しているかというと、真冬の太陽の熱で室内の温度が上がっている

画像です。なかなか分かりずらいかも知れませんが。


画像のタイル部分をご覧いただけますか。省エネの参考書や、省エネ住宅の雑誌には
「蓄熱層と称して、冬の太陽熱をコンクリートや煉瓦に蓄熱させ、外気温度が下がってくる

時間帯に蓄熱した熱を自然放熱させましょう。とても大事なエネルギーですよ。」

なんて、それに近い言葉が、様々参考本で見受けられたので、私達も実験してみました。


その結果は効果がない事がわかりました。 

画像のタイル温度は1年通して16℃~17℃以上に上がらない事が実測で分かりました。

コンクリート部分が暖まり蓄熱するための熱エネルギー量と、

太陽で一時的に暖かくなるエネルギー量を比較するとコンクリートに蓄熱させる

熱量の方が圧倒的に多いんです。

またココが大事なポイント。地中の温度16度前後がこのタイル部分まで影響し、

室温は20℃以上になって快適でも、このタイル部分から3℃から4℃の温度が吸収されるんです。

その影響もあって無暖房住宅の1階と2階の温度が違ってくるのです。

夏の効果は・・・・・・・・・・・・?

今度書かせていただきます。





2011年5月26日木曜日

もったいない! (排気熱)


ご覧の画像何だかわかりますか?

シックハウス対策で住宅の換気が義務付けられ一時間に建物容積の1/2の空気を

外に捨て、新鮮な空気を取り入れなくてはならなくなりました。

私達はその空気温度に目を向けました。



左は雨水タンク、右はエコキュートのコンプレッサーです。

冬、雨水タンクはヒーターが必要です。

ヒーターの熱源を換気扇の排気熱で代用しよう、

温水を作るためのコンプレッサーは空気中の熱を使います。

だから、冬は外気にさらすと外気温がマイナス温度の時など

いくら効率が高くても沢山のエネルギーが必要となります。

私達はその排気熱を利用して真冬温水を作っています。


結果は言うまでもありませんが、とても効率的です。

更にもう一つ!

コンプレッサーからは冷風が吹き出されますので

夏は排気ダクトを外気に直接排気し冷気を室内の冷房代わりに

使用しています。


   これからの取り組みは、サンルームの中に設置して冬は日射熱でお湯を効率よく作り

            夏はお湯を作りながら、冷風を直接室内に取り込みます。


            目を凝らしてよ~く無駄を見つめれば、費用負担を少なくしながら

            一石二鳥のエネルギー効率を楽しみながら実現できるんです。

            ボスコホーム無暖房住宅展示場では、無暖房住宅で有る無しに

            関わらず様々なアイディアをご覧いただけます。


                  「ちょっとだけ見てみたいんですけど」

                なんて言いながら、お気軽にご来場くださいませ。


2011年5月24日火曜日

停電時の太陽光発電と活用法

停電時太陽光発電を設置された方はテレビやラジオなど

設置した容量により災害用電力として活躍しました。


        ボスコホームでも画像にあるパワーコンディショナー脇のコンセントからの  

        電気を使用しました。

        太陽光発電においては設置価格が1Kwあたり60万円ご家庭で必要な大きさを

        設置すると約200万円程の費用がかかってしまいます。

        
        テレビやラジオなどでも紹介されていますが、
        
        太陽光発電システムを大がかりな物にせず、発電モジュール1枚

        ディープサックバッテリー1台、充電用インバーター、コントローラー

        を設置すると、価格は約10万円~15万円程度。

        LED電球6W2個を約6時間、19インチの液晶テレビ約3時間半使用する事が

        できます。 太陽光発電は固定せずに、一番効率のいい所に、時間帯を分けて

        設置すれば、日の出から日の入りまで大活躍してくれます。

        もちろん日射量による発電状況によっても異なりますが、日中ためて夜使う

        そんな使い方でも相当な節電になるのではないでしょうか。

        新築時はどうしても過剰な照明提案になりがちです。

        イニシャルコストとランニングコストを考え、災害時の対応や省エネを考えるならば

        こんな考え方も必要ですね。



        

        

2011年5月18日水曜日

不便さが楽しかったのは私だけでしょうか。

震災直後山形県内陸部では停電が続いた。

一部では水道も断水。

照明、テレビ、電子レンジ、冷蔵庫、炊飯ジャー、洗濯機、暖房器具

給湯機、ロータンクなしのトイレまで、スイッチ一つでとても便利な暮らしが

一変したのは記憶に新しい。


それでも私達が忘れていたものに気づいた人も多かったようです。

家族のつながり、人々との繋がり、人間の暖かさ。

便利すぎて、機械に依存して大切な物を私達は忘れていたように思います。


真っ暗な中、ロウソクのともしびで食べた家族との夕食。

「寒い!寒い!」と言って家族がよりそい、今までできなかった

心暖まる会話に花が咲いたのは我が家だけではないでしょう。


「もう数日停電が続いてくれればよかったのに。」

なんて思った方も多かったのではないでしょうか。


ハイテク技術、ボタンひとつで何でもできる時代に少しブレーキを掛けて

少しローテクで時間を楽しみ、少しだけ不便りさを楽しみ

チョットだけ寒くても、思いっきり暑くても、厚着したり、団扇もったりする暮らしが

家族との絆や、社会での人とのかかわりを楽しく、人間らしく

穏やかにしてくれるのではないのかな?


これからの住まいはちょっぴりガマンしながら楽しく暮らし

無駄な物は使わない、本物の省エネをみなさんと実践するべきだと考えていなす。

快適な温度と太陽のちから

南側の大きな窓。夏はたくさんの風や光を取り入れなくてはならないものですね。

冬の立場に立つと、硝子面からは冷気が落ちてきて、とても寒く不快な現象になります。


無暖房住宅実験等では冬の光を取り込みながら冷気を抑制するために

南側にサンルーム(パッシブアリア)を設けました。

計画当初は冷気を抑制するための目的でしたが

結果的に真冬の朝、外気温-15℃。でもサンルームの室温はプラス5℃以下には下がらず

日射の少ない雪の日の日中は+10℃前後の温度です。

更に太陽がサンサンと照りつけると、最高温度50℃まで室温を上げる事に成功しました。

もちろん暖房なしで真冬でも凍結しない部分は様々な用途が考えられます。

1階と2階でも素材によって温度差が生じ、その原因も調査の結果わかりました。

また、雨水(雪解け水)タンクも凍結防止ヒーターを使用することなく

一年を通してトイレや植物へのみずやりに使用する事ができます。



下の画像は冬の太陽光入射状況です。窓を開けながら自然のエネルギーで暖房しています。

そのエネルギーを上手にストックし無暖房住宅の大切なエネルギー源になるのです。


無暖房住宅に限らずこれからの省エネルギー住宅や増加改築には

欠かせない計画の一つです。エネルギー換算すると太陽の熱は

もっともっと大切にするべきではないでしょうか。






断熱材の厚みと効果

                              
       無暖房住宅では、暖房エネルギーを使用しない事を前提に計画して行くため

       画像でご覧の通りとても熱い断熱層になります。

                             
         省エネルギー計算ソフトで計算を行うと、断熱材の厚さが厚いほど、

         暖房には効果がある事がわかります。冷房側から数字をみると一定の

         厚さで冷房効果が上がらない事がわかりました。

         年間使用エネルギーは少ないですが、製造時エネルギー、材料コスト

         製造コストを考え、効果的な方法が見つかりました。

         製造時の断熱コスト、製造エネルギー、年間光熱費を考慮し、

         お客様に総合的に経済効果のあるご提案をすべきと考えています。


       

2011年5月17日火曜日

                       出発点


ボスコホームは1994年平成6年3月に創業させていただきました。


「ボスコ」とはイタリア語で森を意味します。


「人と地球環境に優しい住まい」で皆様のお役にたちたいと想い社名にしました。


今は一般的になりましたが外断熱工法を採用させていただきました。


その想いが続いてボスコホームは現在にいたっています。


今は当り前になりましたが、高気密高断熱住宅は当時誰も聞いたことのない造語。


志高く、省エネルギー住宅に特化した住宅会社を創業させていたのは良いのですが


当時は、高気密、高断熱、計画換気という概念はお客様も業界でも知られていませんでした。


「そんな家建てたら家が腐る。」「人によくない。」「機密性能を上げると酸欠になる。」等々。


創業当初、ご同業の方からは誹謗や中傷の連続。お客様には説得の日々でした。


時がたち2000年。高気密高断熱高は一般化され原油価格も上昇。


更なる省エネ住宅を目指し断熱性能を向上させ、オール電化で光熱費の少ない住宅に


取り組み、2004年には「光熱費ゼロの住まい」エコレックスシリーズを発売。


その時思いがけない事が。エネルギー供給先がいい顔をしてくれません。


それもそのはず、深夜の安い電力を使い、太陽光発電で発電した余剰電力は売電ですから


お取引業者の利益に繋がりません。会社の経営理念「四方良し」になりませんでした。


※「四方良し」とは、お客様よし、お取引業者よし、我社よし、環境よしがボスコホームの経営理念です。


そこで反省した私達は、もう一度省エネルギ―住宅を分解して見直してみよう!

そんな取り組みである事が調査で分かったのです。


それは、「省エネ住宅」「光熱費が安い」とは言うものの


東北地方の山形県においては、暖房に使うエネルギーが圧倒的に多いこと。


深夜電力を使用する事で、割安な電力を使う事や、聞き割引などで一見電気代は


経済的に見えますが、消費電力や石油の使用量をエネルギー換算すると


現在一般的に言われている高気密高断熱住宅やオール電化住宅は


いくら断熱性能を上げた所で、建物全体を暖め、20℃~24℃の温度を24時間暖房するため


省エネとはかけ離れている事実に突き当たりました。


そこから研究開発する事3年、2007年。無暖房住宅実験等が完成。当時掲げた目標値は


暖房エネルギー90%削減。残りの10%は自然エネルギーた生活熱で補おうという発想です。


お陰さまで目標を達成し本物の省エネルギー住宅が完成たしましたが、


志が高い結果、販売価格も含め消費者の皆様が建築できる建物ではないのが現状でした。


そんな中2011年東日本大震災で生活に直結するエネルギー問題が急浮上しました。




私達ボスコホームは今まで研究調査で培ってきたノウハウと、この度の震災で起こった


これからの住宅のあるべき姿、皆様がエネルギー問題、住宅価格も含め

末永く本当に安心して暮らせる住まいを創っていくという使命を持ち、

今が「出発点」という原点に戻りこのブログで


無暖房住宅で学んできた考え方を皆様のお役にたてていただきながら

新しい住宅商品の完成を目指していきたいと思っています。


省エネルギー住宅を中心に、絶えず進化していきたいと考えております。